【化粧品アナリストが検証】メンズオールインワン化粧品の選び方とおすすめ10選

【化粧品アナリストが検証】メンズオールインワン化粧品の選び方とおすすめ10選

当サイトをご覧いただいております皆様は「オールインワン」というワードに聞き馴染みがあると思われます。
今回はオールインワン化粧品の基本情報、選び方、おすすめのメンズオールインワンブランドを紹介いたします。化粧品業界で商品開発に長く携わり、化粧品成分上級スペシャリストの資格を持つ私が、スキンケアで最も重要な成分面を徹底的に分析し、おすすめのメンズオールイワン化粧品を選出しています。また、ドラッグストアなど、市販でも買いやすいオールインワン化粧品も選んでいますので、参考にしてみてください。

オールインワン化粧品とは?

オールインワン
現在、男性用化粧品ではお馴染みのオールインワンですが、日本で初めてのオールインワンは、1998年12月に発売されたドクターシーラボの「アクアコラーゲンゲル」といわれています。1本で化粧水・乳液・美容液・クリーム等の役割を持った新しいスキンケア化粧品として画期的なものでした。
そう、オールインワンとは一般的に、化粧水、美容液、乳液、保湿クリームの役割をもつジェル、または、ゲル状の基礎化粧品を指しますが、実をいうと、オールインワン化粧品には、明確な定義がありません。ブランド元がこれはオールインワンだ!といえば、すべてオールインワン化粧品になります。

メンズオールインワンの選び方

オールインワンの選び方

オールインワン(ジェル)にはいつもデメリットとして、複数の化粧品を使うスキンケアより効果が弱い!だとか、浸透しない!とかいう点を挙げられますが、これは間違いです!
前述したように、オールインワンとは一般的に、化粧水、美容液、乳液、保湿クリームの役割を果たすものですが、明確な定義がないため、オイルフリーのオールインワンゲルもありますし、ただのクリームをオールインワンと名乗っているパターンもあります。また、サラサラとしたテクスチャーで、ほぼ化粧水と同じようなものまで、様々なオールインワンが販売されています。
しかし、成分面をしっかりみると、数万円かけて化粧水、美容液、乳液、保湿クリームを揃えるより、コスパ良く一本でしっかりと肌にアプローチできるメンズオールインワンはあります。
選び方のポイントとしては、

油性成分が入っているものを選ぶ!

上述でオールインワン化粧品は明確な定義がないことから、販売元がどう売り出す次第になりがちですが、化粧水・乳液・クリーム・美容液を1つにまとめたものを選ぶときは、油性成分が入ったものを選びましょう。メンズオールインワン化粧品の中に「オイルフリー」をPRされているものもありますが、私はやはりスキンケアには適切な油分も必要と考えております。かと言って、ベタつくのは嫌いという方は、油性成分配合、かつベタつきが少ないものを選ぶようにしましょう。どれが油性成分なのか、ベタつきはどうなのかというのは、成分を見てもわかりにくいので、後述でオイル成分配合かつ使用感良しのメンズスキンケアを紹介していきます。

セラミドなどの保湿成分配合の保湿力の高いものを選ぶ!

保湿力とはスキンケアを選ぶにあたって、基本事項であり、最も重要な部分です。ただし、どういった成分が保湿を高めているのかというのを判断するのは油性成分ほどではないですが、やや困難ですね。ヒアルロン酸やコラーゲンといった成分は耳にすることも多いと思いますが、スキンケア商品では、「セラミド」が”保湿の王様”と言われるほど重要な保湿成分です。セラミドは非常に重要な成分ですが、その分、原料費が高いと言われています。そのため、もし激安でセラミド配合の場合は、配合量はごく微量と判断できます。また、セラミドには種類があり、ヒト型セラミド、馬セラミド、植物セラミド、類似セラミドがあります。その中でもヒト型セラミドが人の肌にあるセラミドと同じ形をしていて、バリア機能の改善に最も適したセラミドですので、ヒト型セラミドの配合有無は必ずチェックしましょう。

ヒト型セラミドの成分は以下のとおりです。

・セラミドEOP(セラミド1)
・セラミドNS 又はNG(セラミド2)
・セラミドNP(セラミド3)
・セラミドAP(セラミド6Ⅱ)
・セラミドEOS(セラミド9)

エタノールを筆頭に、添加物が少ないものを選ぶ!

油分もあり、保湿成分もバッチリ!しかし、こうしたスキンケア商品はベタベタする可能性が高く、特に男性には嫌われがちです。そこで、アルコールやメントールなど清涼成分(スッとするやつ)を入れることで、男性好みにしていたりします。しかし、こういった添加物は肌に刺激があると言われており、せっかくのスキンケアを台無しにしてしまいます。そのため、アルコールや防腐剤のような添加物はできる限り避けるようにしましょう。

おすすめメンズオールインワン ブランド7選!

ここでは、今まで説明してきた選ぶ基準を踏まえて、実際に私が使用して、成分面・使用感の観点からおすすめのメンズオールインワン商品を7点紹介します。使用感は最終的に好みが出ますので、お好きなものを選んでいただければと思います。

トータルスキンケア保湿ジェル(HOLO BELL)

トータルスキンケア保湿ジェル(HOLO BELL)

基本情報

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価格 3,780円(税込)
内容量 100g
保湿力 ヒト型セラミド3種、スーパーヒアルロン酸、高保湿のバラフ配合
油性成分 ベタつきがなく、サッパリした軽い使用感のトリエチルヘキサノイン配合
使用感 神奈川大学の特許技術、三相乳化技術を活用しており、サラサラなつけ心地
添加物 アルコールやパラベンなど7つの添加物フリー
保湿力に特化したメンズオールインワンジェルです。保湿力が高いもの=ベトつきが目立つor使用感が重たい、という常識を覆すサラサラなつけ心地で、オールシーズン気持ちよく使えます。セラミド等の優れた保湿成分が配合、粘度のあるジェルタイプで、角質層まで健やかに浸透します。油性成分が配合されているため、乾燥肌の人にもぴったりで、サラサラとした使い心地なので脂性肌の人も気持ち良く使えます。添加物は7大フリーと、まさに理想的なオールインワンです。

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シルバーエッセンス(母の滴)

シルバーエッセンス(母の滴)

基本情報

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価格 2,592円(税込)
内容量 100ml
保湿力 ヒアルロン酸やコラーゲン配合だが、保湿力は並
油性成分 エモリエント作用のあるスクワラン配合
使用感 ベタつきは少なく、お肌に塗布しても、気にならない程度
添加物 微量ながらもエタノール配合
特徴的なエイジングケア成分の「プラセンタエキス」・「サイタイエキス」が配合されたオールインワンジェルです。比較的安価で、エイジングケアの他にも、シルバー(銀)配合で、におい対策も期待できるユニークな商品です。

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トータルエマルジョン(B.C.A.D HOMME)

トータルエマルジョン(B.C.A.D HOMME)

基本情報

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価格 5,940円(税込)
内容量 120ml
保湿力 ヒト型セラミド、スフィンゴ糖脂質配合
油性成分 エモリエント作用のあるスクワラン配合
使用感 ベタつきはほとんどない
添加物 目立った添加物は配合なし
配合されているセラミドの種類はメンズコスメの中ではトップクラスです。粘度がないので、浸透力はトロトロとした他のメンズオールインワンに劣るかもしれませんが、成分的は豪華で、特徴的な成分が配合されている高品質なメンズコスメです。

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アクアモイス(&GINO)

アクアモイス(&GINO)

基本情報

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価格 5,184円(税込)
内容量 50ml
保湿力 スーパーヒアルロン酸、スフィンゴ脂質配合
油性成分 エモリエント作用のあるスクワラン配合
使用感 オイル成分が多く、やや重たい
添加物 6つの添加物フリー
6つの添加物フリーが特徴です。トロトロとサラサラの間くらいの粘度で、オイル成分が目立つ使用感です。配合成分も豪華で、特徴的なメンズコスメブランドの一つです。個人的には、肌に塗布すると泡立ちました。これは界面活性剤の作用ですが、基本的には問題ございません。

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オールインワンウォーター(HMENZ)

オールインワンウォーター(HMENZ)

基本情報

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価格 2,160円(税込)
内容量 150ml
保湿力 成分的にほぼ化粧水で、保湿力は並
油性成分 目立ったオイル成分の配合なし
使用感 粘度がないサラサラのテクスチャー
添加物 添加物の配合は少なく、肌に優しい
粘度がないサラサラのテクスチャーです。添加物の配合は少なく、抗炎症作用がとして薬用成分が配合されているため、肌にとっても優しいメンズコスメブランドです。成分的にほぼ化粧水で、保湿力はあと一歩欲しいところです。成分的な物足りなさはありますが、安全性はGOODなので、他の商品が肌に合わない方にはおすすめです。

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タイムマネージメントエッセンス(OLTANA)

タイムマネージメントエッセンス(OLTANA)

基本情報

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価格 5,940円(税込)
内容量 100ml
保湿力 米ぬかセラミドを含んだコメヌカエキスを配合
油性成分 ほとんどなく不足気味
使用感 ポリマー系成分特有のコーティング感が強く、重たい使用感
添加物 アルコールフリー
粘度がなく、サラサラのテクスチャーです。保湿成分はいい感じですが、エモリエント作用がやや不足している印象です。エモリエント作用とは、ざっくり言いますと、水分の蒸発を防ぐ役割です。オルタナはオシャレだし、精油の香りが特徴的ですので、楽しく使えそうなメンズオールインワンです!ちなみに精油は植物から抽出したものです。稀に肌に合わない方はいますので、肌質を考えてから購入を検討しましょう!

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オールインワンフェイスジェル(ZIGEN)

オールインワンフェイスジェル(ZIGEN)

基本情報

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価格 3,990円(税込)
内容量 100g
保湿力 セラミド、ヒアルロン酸、コラーゲンの美容3大成分配合
油性成分 オイルフリーのため、配合なし
使用感 ベタつきは少ないが、やや重たい使用感
添加物 合成界面活性剤など4つの添加物フリー
セラミド配合で保湿がポイントのオールインワンです。ZIGENの特徴はドロドロと粘度があるテクスチャです。保湿力が高く、添加物の観点からみてもGOOD!しかし、オイルフリーのため、油性成分を必要とする極度の乾燥肌の方には物足りないかもしれません。コーティング感が強い仕様ですので、個人的にはお出かけ前のスキンケアというよりも、就寝前のケア用という使い方が良いのではないかと思います。

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ドラッグストアでも買える市販メンズオールインワン3選!

上記で紹介しているメンズオールインワン化粧品もロフトや東急ハンズなどの店舗で購入することはできるとは思いますが、もう少し安価で手軽に試してみたいという方のためにドラッグストアなどでも購入できる市販のメンズオールインワン化粧品を3点紹介します。価格は税込2,000円以下、成分および使用感の総合評価で比較的スキンケアを始めたいという初心者の方でも使いやすいものを選んでおります。ぜひご参考にしてみてください。

オールインワン モイスチュアジェル(DHC MEN)

オールインワン モイスチュアジェル(DHC MEN)

基本情報
価格 1,620円(税込)
内容量 200ml
保湿力 加水分解コラーゲン、セラミド配合
油性成分 目立ったオイル成分は無配合
使用感 滑らかな伸びで使いやすいが、ややべたつく
添加物 アルコールフリー
保湿力は一般的で、目立ったオイル成分が配合されていないのが残念ですが、アルコールフリーという点は評価できます。まずは身近なところから使ってみたいという方におすすめです。

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敏感肌用オールインワン美容液ジェル(無印良品)

敏感肌用オールインワン美容液ジェル(無印良品)

基本情報
価格 990円(税込)+送料
内容量 100g
保湿力 ヒアルロン酸配合だが、さほど高くない
油性成分 エモリエント作用のあるパルミチン酸エチルヘキシル配合
使用感 ややベタつくので、少量で良い
添加物 アルコールなど6つの添加物フリー
保湿成分はあまり配合されていませんが、その代わり、エモリエント作用のある油性成分やアルコールなど6つの添加物フリーのため、オールインワンジェルとして使いやすいです。乾燥が気になる方は化粧水を先に塗るのもいいかもしれません。

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ニベアメン クリーム(ニベアメン)

ニベアメン クリーム(ニベアメン)

基本情報
価格 486円(税込)
内容量 75g
保湿力 保湿成分はシンプル
油性成分 ミネラルオイルやワセリンといった油性成分メインの配合
使用感 ベタつくため、使用量は適宜調整が必要
添加物 防腐剤のメチルパラベン配合
とにかく乾燥がひどいという方はベタつくのが嫌かもしれませんが、ニベアメン クリームがおすすめです。シンプルなものでいいので、化粧水をつけてから、塗るとより効果的と思います。

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オールインワン化粧品によくある質問

最後にオールインワン化粧品によく挙がる質問について回答いたします。オールインワン化粧品か化粧水&乳液か迷っている方の参考になればと思います。

本当にオールインワンだけでいいの?

オールインワンの選び方
私は、男のスキンケアは良質なオールインワン一本で十二分にケアが可能と判断いたします。これは女性の基礎化粧品も同じです。日本より乾燥するヨーロッパでは、複数の基礎化粧品を使わずに、保湿クリームのみを塗布し、その代わりに、肌に負担をかけないようにクレンジング剤で肌を洗いすぎない(洗顔しすぎない)など、シンプルなスキンケアを行なっています。西洋人はアジア人に比べて、皮膚が厚いという特徴はあれど、基本的なスキンケア方法は変わりません。海外のスキンケア方法を真似しろ!とは言いたくないですが、ことスキンケアに関しては、合理的に行なっていると感じます。
複数ステップのスキンケアを好む方もいらっしゃいますが、基本的に化粧品は角質層までしか浸透しません。角質はすでに死んだ細胞で、新陳代謝により、約4週間で剥がれ落ちます。その角質層に必要以上に栄養を与える必要があるのか、という疑問があります。
ターンオーバーを改善し、バリア機能を正常化するため、角質層に潤いを与えることは大切ですが、高品質なオールインワン一本で、十分にケアできるという私の見解です。
個人差はありますが、どんな高品質なスキンケア商品でも肌に合う・合わないがあります。極度の乾燥肌の方は同じオールインワンの重ね塗りなどで対策できると思いますので、必ずしも化粧水→美容液→乳液・・・などの複数ステップは必要ないと思います。

オールインワン化粧品と化粧水&乳液との違いは?

オールインワン化粧品と化粧水&乳液との違いですが、“効果”という面においては、特に違いはないと思っています。スキンケアに必要なことは、適切に水分と油分を与え、水分を保持することにあります。そのため、適切にスキンケアできるのであれば、オールインワンでも化粧水&乳液でも構いません。もちろん、オールインワンだから効果が低い、高いといったものではないので、ご安心ください。あとは、スキンケアすることが面倒と感じているのであれば、オールインワンで、ブランドで買い揃えたいということであれば、化粧水と乳液というように好みなどで決めていいと思います。

まとめ

ありがたいことに、現在では様々なオールインワンコスメが販売されています。いまいちな商品も多々ありますが、きちんと自分に合うメンズコスメを選べば、それ一本でケアできます。個人差はあれど、私、オトコ肌職人は、良質なオールインワンでシンプルなスキンケアをおすすめします!

オールインワンは
・化粧水・乳液・美容液・クリーム等の役割を持った画期的な化粧品です!
・定義がないため、慎重に選びましょう!
・個人差はありますが、男のスキンケアは良質なオールインワン一本で十二分にケアが可能です!

どんなメンズオールインワン商品を買えばいいかわからない方はおすすめの男性化粧品・メンズスキンケアランキングをご参考に!

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